JRE Pointを使って、新幹線乗車券や特急券など、電車に乗ることのできる特典が大きく拡充されました。
JRE PointはJR東日本グループが提供するポイント制度で、駅ビル・エキナカ・えきねっと・VIEWカードの使用などで貯めることが出来るポイントです。
以前はLUMINEポイントやatreポイントなどの駅ビルブランド別のポイント・Suicaポイント・えきねっとポイント・VIEWサンクスポイント等別々に存在しており、なかなか貯めずらく使いにくかったのですが、駅ビルブランド別のポイントがJRE Pointとなり、どのブランドでも共通のポイントになったのを皮切りに、VIEWサンクスポイントの統合、Suicaポイント・えきねっとポイントの統合と順次JRE Pointに集約されました。
それまでもポイント間の移行のシステムが無かったわけではないのですが、最低○○ポイント以上○○ポイント単位とかすべてのポイントを移行する前に失効してしまうなどなかなか使いきれないシステムでした。
これまでもJRE PointをSuicaにチャージする・普通車グリーン券に交換するなど電車に乗るのに使用する事は出来ましたが、新幹線のチケット購入に使用するといったことはできませんでした。
今回、JRE Pointから新幹線eチケット・在来線特急券・クラスアップグレードに利用できるようになりました。
特に新幹線eチケットに関しては、使いようによってはお得に利用できるかもしれません。交換レートは距離制で、乗車券込みの金額です。
もちろん、空席のある限り交換可能という訳ではないみたいです。
その他、JR東日本管轄の電車に限定されます。今回は東京駅起点で主要駅のみリストにしましたが、実際に必要なポイントは距離から計算してください。この辺はマイルと同じですね。
東北新幹線に関しては新青森から先は北海道新幹線になりJR北海道管轄になるのでわかりやすいのですが、北陸新幹線は上越妙高から先も北陸新幹線ですが、JR西日本の管轄になるので上越妙高から先は発券できません。
北海道や北陸に行くのには使用できないですね。。。
JR東日本管内にあっても東海道新幹線はJR東海の管轄なので、こちら対象外です。
また、乗り継ぎが必要な予約には対応できなさそうです。
ざっと見た感じ、今のところ1ポイント1円以上の価値にはなると思います。
得だね運賃と比べると1円以下になるケースも出てきますが、事前購入運賃が安くなるのは仕方ないことで、この辺も飛行機と同じ感覚と考えてもらえばいいのかなと思います。
予約もWebからえきねっとと同じ感覚で出来るのでわかりやすかったです。座席指定も可能です。
在来線特急券は乗車券が別に必要です。
クラスアップグレードに関しては利用する列車名によってレートが変わってきます。こちらは距離制ではないので、長距離移動に使用するほどお得になると思います。
仙台往復するには15,920pts必要なので、これだけのポイントをためるには結構ハードルは高いかなと思います。。。
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