蒲蒲線計画

東京オリンピック(2020)を契機に羽田空港の拡張とアクセスについて様々な計画が持ち上がりは消えていきました。

その中の1つであるJR蒲田駅と京急蒲田駅を接続し東急と京急をつなげようとする計画が今更ながら進んだそうです。

最終目標はこんな感じ。

でも今回進んだの話は。。。

この部分のみ。京急蒲田駅までの延伸なので新空港線という名称もどうかと思う。。。

東急多摩川線を地下ホームへ移動し、京急蒲田駅まで延伸。京急蒲田駅新駅も地下ホームとなり、京急の高架ホームとの縦位置の距離が結構半端ない。。。

蒲田駅においては池上線と多摩川線のホームが地上と地下に分断されるため利便性は落ちると思うが。。。乗り継ぎ利用している人がどれくらいいるのだろうか。。。

そもそも羽田空港に行くのなら、蒲田駅からはほぼ直行のバスが1時間2-3本運行していたりするので、中途半端に延伸されてもどうなのかと思う。

京急蒲田から先の相互乗り入れに関しては線路幅の違いからそのままでは実現できない。

線路を増やすか電車側を改造するかが必要ですが、それに関しては解決する目途も立っていない。

蒲田駅周辺の人の流動性を変えることにはなるとは思うが、羽田空港へのアクセスに関してはJRの羽田空港アクセス線計画が進んでいるため、2030年頃には山手線西側からも乗り換えなしで羽田にアクセスできるようになる予定。

一方蒲蒲線の第1期完成予定は2035年となっており、その頃にはJRのアクセス線が開通しているはずで、京急の線路や車両にコストをかけてまで延伸する必要があるのかどうかの妥当性を問われたら、賛成する人はいるのだろうか。。。

そもそも今回の工事に関しても東京都と大田区が工事費用を出して整備するという話だけが前面に出ていて、実際に運行する側に立つ東急のコメントがないのが気になる。

多摩川線って乗った記憶がないのだけど。。。3両編成らしいですね。。。京急のホームドア対応させるにはここにもコストが必要な気がします。

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